木曜日の本棚

本と本に関することの記録です。

雑談

3万円の図書カードをもらったら何を買うか?

作家に3万絵の図書カードを与えて「好きな本をなんでも買っていいですよ」というこの企画、各作家の性格がほの見えてとても楽しい!(^◇^) そして、ほとんどの作家が予算枠を越えて、超過分を自腹切っているのが更に楽しい。 togetter.com 本好きでなく…

嘘さえも本当にするほどの寂しさ

山本文緒さんの上手さといえば、「眠れるラプンツェル」の主人公が言われた言葉で、彼女が何故そんな行動を取ってしまったのか分かる辺り本当に小説が上手い人だったなあ。 確か、彼女が13歳の少年とも、その義父とも関係を持っていることを知っている相手か…

物語のもつ力

そういえば氷室冴子と荻原規子は、どれだけ日本の少女達に「古事記、素敵もっと知りたい!」と思わせたんでしょう。 古事記 田辺聖子の (わたしの古典シリーズ) (集英社文庫) 作者:田辺 聖子 集英社 Amazon ヤマトタケル 歴史ファンタジー (コバルト文庫) 作…

人の子にとっての永遠

萩尾さんの本の木原さんがとても木原さんらしくて素敵だったので思い出したのだけど 鬼滅の刃の作者さん、絶対に家にあるお母さんがおばさん(年代からいって、おばあさんまではいかないと思うけれど)の蔵書を読んで育ちましたよね。 鬼滅の刃を読む前に 「…

愛しい我が汝兄の命を英訳するとどうなるか?

今月の古事記の講座の時、イザナミ、イザナギの話が出てきたので「あれ、愛しき我が汝妹の命」「愛しき我汝兄の命」って英語だとどういう訳したっけ?と疑問が湧きました。 すぐには思い出せなかったので本棚から「 Dragon Sword and Wind child 」を手にと…