木曜日の本棚

本と本に関することの記録です。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

天、共に在り

ペシャワール会の人たちも連絡が来るまで知らなかったそうですが、内閣府の国際広報事業で日本を伝える為の一冊として英訳されたそうですね。 (「PROVIDENCE WAS WITHUS」というタイトルで12月4日に出版されています) これ内閣府が「日本を伝える為の一冊…

旅ごころはリュートに乗って: 歌がみちびく中世巡礼

今年は、これを読んでいる時にこれが起こるのかと思うことが多々ありまして。(「石井光太さんの『赤ちゃんをわが子ととして育てる方を求む』を読んでいる時に特別養子縁組をした芸人が同じように特別養子を迎えたママ友と親子パーティを開きましたというブ…

麒麟館グラフティ

ふと思い出して、古い少女マンガで 「仕事も出来て、地元の名家の息子なのに偉ぶりもしない凄い人。なのに奥さんに我儘な奥さんに家出されたんだって。可哀そうだね」 と世間から見られていた人が、実はサイコパスなモラハラDV野郎で、逃げ出した奥さんと…

子ども虐待は、なくせる

これは、ともかく読むのに時間がかる本でした。私は本を読む速度は、そんなに遅くないと思うのですが、内容がきついとなかなか読み進まないのですよね。 だいたい虐待について丁寧に取材した本はどれもなかなか読み進められないものですが、この本はその上デ…