木曜日の本棚

本と本に関することの記録です。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

字が汚い!

先日、ひょんな縁で歌会に参加したのですが、その時のご案内として 「和歌を一首作ってきてください」 までは、覚悟していたのですが 「書いた和歌は半紙を横にして筆で書くといいですよ」 の言葉に青くなりました。思わず、この本を思い出してしまいました…

浮浪児1945-―戦争が生んだ子供たち―

戦災孤児についての記録ってほんと少ないんですよね。 石井さんが「かつて戦災孤児だった人達がご存命のうちにお聞きしないと」と焦った理由がよく分かる。 これ戦災孤児についての記録なのだけれど、同時に日本の福祉政策の姿勢や児童保護に対する姿勢も見…

夜の木の下で

教育虐待が原因で親を殺してしまった人のニュースが流れておりまして。 this.kiji.is それを見たら、この中に収録されている「リターンマッチ」を思い出しました。 「リターン・マッチ」元は1997年に発刊された「いじめの時間」といういじめをテーマにした小…

津波の霊たち

これを読んだのが「英国労働者階級の反乱」を読んですぐだったので、続けて読むと「長所は短所の裏返し」「短所は長所、長所は短所」というのがよくわかるなあと思いました。 どちらもその国に長く住む異邦人が(ブレイディみかこさんの場合、特派員として滞…

お父さん、チビがいなくなりました

西さんといえば「お父さん、チビがいなくなりました」が映画化された時、主演の倍賞千恵子さんが 「この歳でラブロマンスの主演が出来たのが嬉しかった」 と、インタビューで語ってまして。あれがなんか良かったなあ。確かに日本の映画で倍賞さん世代の方が…